クルマバソウ(車葉草)Asperula odorata |
|
草丈20〜30cmの多年草。 茎は直立し、枝分かれせず、毛がない。 葉は6〜10個輪生し、狭長楕円形〜倒披針形で長さ1.5〜4cm、幅3〜13mm。先は尖り、柄はなく1本の中脈が目立ち、縁と裏面脈上に毛がある。 花は茎の先に集散花序となり、4〜12個の花をつける。花冠は白色で漏斗形、長さ約5mm、先は4裂し、筒部は裂片よりやや長い。 果実は球形でかぎ状の毛が密に生え、乾いても黒くならない。 北海道〜本州 山地の林内 1991年5月24日 北海道釧路湿原 アップ 1990年5月6日 北海道札幌市 北海道に転勤し札幌に住んだにもかかわらず、当時は仕事が忙しく十分な花見行ができなかったのが、今でも残念だ。 北海道の花は、雪が降らなくなる5月のGW明けから本格的に初まる。 この花は、そんな花見行の開始時期、明るい林内でよく群落を作って咲いている。 同じ科の仲間の花 |