トキワカモメヅル(常盤鴎蔓)

Tylophora japonica


トキワカモメヅル1

  • 科名・属名
  • : ガガイモ科 オオカモメヅル属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     茎はつる状になって長く伸び、無毛。
     葉は対生し、狭長楕円状披針形で、長さ4〜10cm、幅1〜3cm。先は尖り、基部は円形で、厚くて光沢がある。
     花は3〜6cmの花序の先に集散状にまばらにつく。花冠は紫色で、径7〜8mm、5深裂する。
     果実(袋果)は披針形で1個ずつつく。

  • 分布・生育地

  •  四国〜沖縄  暖地の草地、林縁

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年6月10日 鹿児島県奄美大島
     中、下左・花   同 上
     下右・果実 2013年6月27日 沖縄県国頭郡

  • 撮影記

  •  梅雨時の南の島で晴れは考えなかったものの、撮影できる程度の小雨を期待していた。
     ところが、天気予報通り雨、それも大雨洪水警報が出されるほどの土砂降りで停滞を余儀なくされた。
     やっと小降りになったので、調査も兼ねて山道を歩いてみる。すると木の枝や、枝先からぶらさがったこの花が目に入った。常葉の名のとおり常緑の葉を持つ南方系のガガイモ科の花だ。
     林下で暗く、雨風の影響もあってなかなか止まってくれない。やっと止まってもシャッターを押す段になるとフラフラと落ち着かない。何十枚も撮影して、ブレていない写真は何枚もなかった。

     翌年、同月同日、今年は天候もまずまずで、撮り直しのため再度たずねて見た。
     ところが、前年は終わりがけであったのに、今年はまだ咲き初めだった。
     花期を合わせるのは本当に難しい。

    果実

    同じ科の仲間の花
トキワカモメヅル2

花