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- 科名・属名 :
ゴマノハグサ科 モウズイカ属
- 特徴 :
草丈1〜2mの2年草。帰化。
茎は単一、直立し、全体にビロードのような灰白色の毛で覆われる。
根生葉は根際にロゼット状になり、長楕円形で長さ10〜30cm。先は鈍く、基部は短い柄となり、縁には浅く鈍い鋸歯がある。茎葉は互生し、卵状長楕円形、先は尖り、下部は無柄で茎に流れる。
花は茎の先に30〜40cmの総状花序を作って密につき、花冠は黄色、皿形で左右相称に5深裂し、径1.5〜2cm。
果実(刮ハ)は球形、径約8mm、柔らかい毛が密生する。
- 分布・生育地 :
帰化(ヨーロッパ原産) (国外:アジア、オーストラリア、南北アメリカに広く帰化) 道端、荒地、線路脇など
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
2004年6月19日 長野県上田市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 2016年6月11日 山梨県南都留郡 下・葉 同 上
- 撮影記 :
ヨーロッパからの帰化植物で、日本全土の荒地や線路、道路脇などに帰化している。
北海道に多いと書いてある図鑑があり、そういえばよく見かけた記憶がある。
ただ、最近は矢鱈と増えている感じで、夏の初めの頃あちこちで背の高いこの花を見かけるようになった。
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