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- 科名・属名 : ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
- 特徴 :
草丈30〜50cmの多年草。
茎は下部が地を這い、分枝して広がり、上部は斜上し、丸くて無毛。
葉は対生、葉身は長楕円形〜円状狭卵形、長さ2〜7cm、幅1〜2.5cm。先は鈍形、基部は円形、縁には浅い鋸歯がある。質はやや厚く、光沢があり、無毛。葉柄は長さ2〜7cm。
花は葉腋から長さ5〜13cmの花茎を伸ばし、まばらに5〜20個つける。花柄は細く、長さ2〜10mm。花冠は青紫色、皿状に広がり4深裂し、径約6mm。萼裂片は長楕円状狭卵形で尖る。
果実(刮ハ)球形で先がやや凹み、長さ2.5〜3mm、幅3〜3.5mm。
- 分布・生育地 :
北海道、本州(東北地方) (国外:サハリン、千島列島、カムチャッカ、オホーツク・アリュウシャン列島、アラスカ、北アメリカ) 湿地、水辺
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1991年6月23日 北海道札幌市 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
北海道・札幌市は大都会であるが面積も広く、郊外には自然豊富な山や渓谷が数多くある。
その一つ、南西部の豊平峡はダム下流の渓谷に沿って遊歩道が設けられていて、数多くの花を見ることができ、札幌に転勤していた時は度々訪れた。
この花h、本州にあるカワヂシャによく似ていて、葉に短い柄があり、茎が匍匐するなどの違いがある。
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