ハマトラノオ(浜虎の尾)

Pseudolysimachion sieboldianum


ハマトラノオ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈20〜30cmの多年草。
     茎は斜上し、葉は対生しやや肉質、鮮緑色でツヤがある。
     花は茎の先に穂状花序となり青紫色の花を密につける。

  • 分布・生育地

  •  九州(男女群島、甑島。奄美大島)、沖縄(座間味島)
     海岸の崖上

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年9月24日 鹿児島県奄美大島

  • 撮影記

  •  海岸近くに生える植物は、乾燥や塩害に耐えるため独特の形に変化し、環境に適応している。
     この花も、南の島の波しぶきのかかりそうな海岸の岩上に生育しているため、その典型的な形態をしている。
     草丈も低く、そうまでして厳しい環境で生きていかなくても他に方法はなかったのだろうか。

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