ハチジョウコゴメグサ(八丈小米草)Euphrasia hatijoensis |
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草丈3〜13cmの半寄生の1年草。 茎はあまり分枝せず、曲がった白い毛が生える。 茎の中部の葉は大きく、長楕円形または倒披針形で、基部はくさび状に狭まって葉柄状になり、縁に2〜4対の鋸歯がある。 萼は狭い鐘形で4つに裂け、花は白色で紫色の筋があり、下唇の中央に黄斑がある。下唇は幅が広く、上唇より長い。 本州(伊豆七島の八丈島、御蔵島) 山頂の草地 2000年7月27日 東京都八丈島 八丈島は伊豆七島では本土から最も遠く、昔は遠島の刑を受けた流人の送られた島だった。 島の周囲を流れる黒潮のせいで暖かく、多くの南方系の植物や、島の気候に対応した変種が知られている。 この花は山頂付近の火山土壌や草地に生育している。草丈の低い割には大きな花を咲かせる。といっても小さな花であるが。 同じ科の仲間の花 |