ヒキヨモギ(引蓬)

Siphonostegia chinensis


ヒキヨモギ

  • 科名・属名
  • : ゴマノハグサ科 ヒキヨモギ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの半寄生の1年草。
     茎は直立し、上部でやや分枝し、全体に曲がった短毛が密に生える。
     葉は卵形で対生、羽状に深裂し、両面に曲がった短毛が生え、特に裏面脈上に多い。
     花は葉腋ごとに1花、鮮黄色で唇形、長さ2〜3cmの花をつける。
       上唇の先が狭まり2裂する。萼には曲がった短毛が生える。

  • 分布・生育地

  •  日本全土 低山の日当たりのいい草地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年7月25日 福岡県平尾台

  • 撮影記

  •  海岸〜低山地の乾いた草地に生え、日本全土分布するものの、どこにでもあるわけではない。
     花は葉の腋につき、一度に全ての花が咲くのではなく、ポツポツ咲いている。
     また、ゴマノハグサ科の植物に多いが、触るとポロッと花が落ちてしまう。

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