ヒヨクソウ(比翼草)

Veronica melissaefolia


ヒヨクソウ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 クワガタソウ属

  • 特徴

  •  草丈25〜70cmの多年草。
     全体に軟毛が密に生える。葉は対生し、上部のものが大きく下部のものは小さい。葉は柄がなく、卵形で先は尖り、縁には鈍鋸歯がある。
     花は上部の葉腋から長さ5〜20cmの対になった花序を出し、淡紅紫色か淡青紫色の花を多数つけ、順々に咲く。

  • 分布・生育地

  •  北海道(西南部)〜四国
     山地の日当たりのいい草地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2001年7月8日 滋賀県伊吹山
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  和名のヒヨクは比翼と書き、葉の付根から対になって出る花序の様子を表わしている。
     草丈が大きいうえに花が小さいため、全体の姿を撮影すると花がよくわからず、撮影者泣かせの花である。
     あまり見かけることはなかったが、伊吹山では遊歩道のある草原に点々と生育していた。

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花アップ