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- 科名・属名 : ゴマノハグサ科 ウンラン属
注.APG分類ではオオバコ科、学名(PLANTAGINACEAE)
- 特徴 :
草丈30〜50cmの多年草。帰化。
茎は株からそう生、直立して無毛。
葉は下部のものは3〜4個輪生するが、上部では互生し、線形で長さ1.5〜8cm、幅1〜3mm。先は尖り、下部は次第に細くなって不明瞭な柄になる。質は柔らかくやや粉白を帯び、無毛。
花は枝先に総状花序に多数つく。花冠は仮面状唇形、黄色で花喉に2個のオレンジ色の斑紋があり、長さ1〜1.5cm、基部に後方に伸びる長さ約1cmの距がある。萼は基部近くまで5裂し、裂片は披針形で先が尖り、長さは花時で焼く3mm、果時で長さ約5mm。花柄は長さ3〜6mm。
果実(刮ハ)は楕円形、長さ7〜10mm。種子は多数あり、楕円形で周囲は翼で囲まれる。
- 分布・生育地 :
帰化(ユーラシア原産) (北海道〜九州に帰化) 路傍、林縁
- 花期 : 6〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2007年4月14日 東京都日野市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中上・花1 同 上 中下・花2 2018年9月9日 東京都葛飾区 左下・花3(側面)、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
堤防上や河原は1年中多くの帰化植物が見られる。
遠くに出かけ損ねた時は、カメラ片手に散歩するのは楽しい。
ただ、多年草であっても翌年は見られないことが多い。それだけ変遷が激しいのだろうか。
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