カミガモソウ(上賀茂草)

Gratiola fluviatilis


カミガモソウ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 オオアブノメ属

  • 特徴

  •  草丈15cm程度の1年草。
     茎は肉質で短毛があり、基部でやや分枝する。
     葉は対生で卵形、長さ2.5〜5.5cm、幅1.5〜2.8cm。先は鈍頭で、不揃いな鋸歯があり、縁に短毛がある。
     花は葉腋に1個つき、白色で約8mm、唇形で、花糸に密に毛がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(兵庫)、四国(高知)、九州(長崎、鹿児島)
     山中の湿地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年9月17日 兵庫県
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  初め京都の上賀茂で見つけられたことでこの和名がつけられている。
     現在は、京都にはなく、鹿児島、長崎、兵庫、高知などにわずかに知られる希少種である。
     ある本の、「兵庫県のつぶれたため池のふち・・・」という何の変哲もないヒントというにはあまりにも漠とした記述。これだけで探しに行くのもすごいが、それで見つけてしまう花仲間のM氏の馬力と洞察力には恐れ入った。
     彼の話を参考に、9月中旬撮影に出かけた。話を聞いているので簡単に見つかるかと思ったら、人の入らない場所は話だけではわかりにくい。やっとのことで見つけた株も、花が終わった後らしく、また多くの株が鹿か猪に踏まれていた。
     やっと出会えた花であるが、こんな花ならどこにでもありそうな気がする。写真を参考に山中の池のそばの湿り気のある場所を探してみてほしい。

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