コシオガマ(小塩竈)

Phteirospermum japonicum


コシオガマ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 コシオガマ属

  • 特徴

  •  草丈20〜70cmの半寄生の1年草。
     茎は直立し多くの枝を分ける。全体に柔らかな腺毛が多く、触るとべたべたする。
     葉は対生し、三角状卵形で、羽状に深く裂け、縁には不揃いの鋸歯がある。
     花は、枝の上部の葉腋毎に1花つけ、淡紅紫色で、萼には密に腺毛が生える。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州
     低山の日当たりのいい草地

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年10月6日 神奈川県西丹沢
     アップ 1989年10月15日 兵庫県六甲山

  • 撮影記

  •  低山の日当たりの良い草地や道路脇などでよく見かける。
     家の近くの多摩丘陵を歩いていたら、遊歩道際でこの花を見つけ、こんなところにもあるんだと何かほっとした気持ちになった。
     葉は小さいものの多数つき、これが半寄生の植物だとは思えない。ただ、触るとベタベタするし、花もポロッと落ちやすい。

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花アップ