ミヤマクワガタ(深山鍬形)

Pseudolysimachion schmidtianum var. senanense


ミヤマクワガタ

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈10〜25cmの多年草。
     葉は対生して根際に集まり、長楕円形で羽状に切れ込みがある。ほとんど毛はない。
     花は茎の先にまばらな総状花序を作り、淡青紫色の花をつける。萼片には腺毛がまばらに生える。
     北アルプス産の花は淡青紫色であるが、中、下の写真のように南アルプス産の花は赤紫色で、アカイシミヤマクワガタとも呼ばれる。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部以北)  高山帯の礫地

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1981年7月12日 長野県白馬岳
     中 2011年7月26日 山梨県北岳
     下・花 1977年8月7日   同 上

  • 撮影記

  •  夏山シーズンの初めの頃高山に登ると、礫地にこの花が群生して咲いているのを見かける。
     礫地は環境は厳しいものの、他の草との競争のないため好まれているようだ。というより、礫地に生育することで生き延びてきたといえる。
     南アルプスでは、中・下の写真のように赤紫色の花が咲き、アカイシミヤマクワガタと呼ばれている。
     北岳の大樺沢の登山道沿い、礫地をあえぎながら登る足元に、小さな群れとなってこの花が咲いている。

    同じ科の仲間の花
アカイシミヤマクワガタ

アカイシ花