- 科名・属名
: ゴマノハグサ科 シオガマギク属
- 特徴
: 草丈15〜30cmの多年草。全体に軟毛が多い。根元の葉は叢生し、長さ7〜15cmで羽状に深裂し、鋭い鋸歯がある。
花は淡黄白色で茎の先にかたまってつく。花冠は。上唇が舟形で上部が湾曲し、下唇は上唇より短く広がる。
- 分布・生育地
: 北海道(根室地方、礼文島) 海岸近くの草原
- 花期
: 6〜7月
- 撮影場所・月日
: 1986年6月14日 北海道礼文島 アップ 1983年6月10日 同 左
- 撮影記
:
初めて礼文島に出かけたとき、遊歩道や道路わきの礫地に無造作にこの花が咲いていて感動した。
本州のシオガマギク属は赤紫色のものばかりで、淡黄白色が新鮮に感じられた。
根室地方にも分布するがあまり多くないものの、礼文島では割りに多く見かける。
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