レブンシオガマ(礼文塩竈)

Pedicularis chamissonis var. rebunensis


レブンシオガマ1

  • 科名・属名 : ゴマノハグサ科 シオガマギク属

  • 特徴 :
     草丈70〜100cmの多年草。
     茎は直立し、葉は4個または3〜6個が輪生する。葉身は長楕円状披針形〜三角状広披針形、長さ3〜10cm、幅1〜3.5cm。羽状に全裂し、裂片は7〜12対で浅い切れ込みがある。
     キタヨツバシオガマ(エゾヨツバシオガマ)に比べ大型で、花序に20〜30段花をつけるのが特徴。
     キタヨツバシオガマの品種として扱っている図鑑もあるが、ここでは変種扱いとする考え方に従った。

  • 分布・生育地 :
     北海道(礼文島)(国外:日本固有)
     礫地や草地

  • 花期 :   6〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1982年6月19日  北海道礼文島
     中・全体2(群落) 1983年7月17日    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花 1982年6月19日    同  上
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     礼文島に撮影に行った際、草原の中に非常に花つきのいいヨツバシオガマを見つけた。群生している場所もあり見事だった。
     当時、まだキタヨツバシオガマ(エゾヨツバシオガマ)は良く知られていなかったので、少し変わったシオガマと思って撮影した。
     北海道の図鑑では、この花つきのいいシオガマをレブンシオガマとしているのでそれに従ったが、同一種という考え方もある。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
レブンシオガマ2(群落)

花