- 科名・属名
: ゴマノハグサ科 クガイソウ属
- 特徴
: 草丈30〜100mの多年草。茎は基部から分枝して地上を這う。葉は互生し、卵形〜卵状披針形で長さ4〜12cm。
花は葉腋または先端につき、4〜6cmの穂状花序となる。花は紅紫色で密につく。
- 分布・生育地
: 九州(奄美大島)〜沖縄 山林内の岩場
- 花期
: 9〜10月
- 撮影場所・月日
: 1994年9月24日 鹿児島県奄美大島 右 同 左
- 撮影記
:
1993年に発行された一次のレッドリストでは野生絶滅に分類されていた。(2次では訂正された)
その翌年、奄美大島を訪れた際、地元のYさんの案内でこの花を撮影した。レッドデータといってもまだ調査は不十分だなと感じた。
写真はそれこそハブが出そうな暗い林下の斜面に咲いており、周りの安全を十分チェックし撮影に臨んだ。
写真の花は花序が長く本種の特徴が出ているが、色は白っぽくて、本来の色である紅紫色の花ではない。紅紫色の花をぜひ撮り直ししたいものだ。
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