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- 科名・属名 :
ゴマノハグサ科 セイタカカナビキソウ属 注.APG分類ではオオバコ科(PLANTAGINACEAE)、属名以下変わらず。
- 特徴 :
草丈30〜80cmの1年草または亜低木。帰化。
茎はよく分枝して直立する。
葉は対生〜3個輪生し、葉身は披針形〜倒披針形、長さ3〜5cm。先は鋭頭、基部は次第に狭くなって短い葉柄となり、縁には疎らに鋸歯がある。
花は葉腋に数個つき、花冠は4裂し、白色〜白紫色、径約8mm。萼片は4個、長楕円形。雄しべには白色の長毛がある。
果実(刮ハ)は卵円形〜球形、径2〜3mm。
別名 シマカナビキソウ
- 分布・生育地 :
帰化(熱帯アメリカ原産)(沖縄に帰化) (国外:世界の熱帯〜亜熱帯域に広く帰化) 道端、荒地
- 花期 : 5〜10月?(熱帯では1年中)
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2022年7月9日 沖縄県石垣島 中上・全体2、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
石垣島の道端、以前この辺りにあったというランを探して歩く。
厳しい真夏の日差しが照りつけ、少し歩くだけでも汗だく、集中力もすぐ切れあきらめて戻りかけた時、道端でこの花を見つけた。
帰化ということはすぐにわかり、気力を振り絞って何とか撮影した。
目にしたことのない帰化種だったので名前は簡単には判らないと思っていたが、沖縄の花仲間が後日調べてくれた。
戦後沖縄に帰化した熱帯アメリカ原産の花で、「琉球植物誌」では石垣島にあるとされている。
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