- 科名・属名 ： ゴマノハグサ科 ジオウ属
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ５月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
草丈２０〜５０ｃｍの多年草。
全体に軟毛と腺毛が密に生える。根元の葉は卵状楕円形で、長さ１５〜２５ｃｍと大きい。
花は長さ５〜６ｃｍの筒形、花冠は鮮紅紫色で美しい。
別名ハナジオウ。
本州（静岡県、岐阜県） 石垣や畑の縁
2004年4月24日 静岡県磐田郡
拡大写真あり（上の写真をクリック）
静岡県のＯさんの案内で初めてこの花を見たとき、写真を見て花は知っていたものの、その美しさと大きさに感動した。
本州中部の山間部にわずかに見られ、中国原産で逸出したものだといわれているが、中国でも原種は見つかっていないとのことだ。
現地では山奥の道路脇の石垣や畑の縁に栽培でもしているかのように見事に咲いている。こんな美しい花が何故園芸種として広く栽培されないのか不思議だ。
蛇紋岩地帯であることも影響し、よそでは育ちにくいのかもしれない。
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