シソバウリクサ(紫蘇葉瓜草)Lindernia setulosa |
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ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属 草丈10〜30cmの1年草。 茎は分枝して地上を這い、粗い毛がある。 葉は対生し、広卵形〜卵形で、長さ8〜16mm、幅7〜13mm。先は尖り、縁には5〜7個の尖った鋸歯がある。表面や縁にはまばらに粗い毛がある。 花は葉腋から花柄を出し、1個ずつつく。花冠は白色、唇形で長さ6〜8mm。雄しべ4個のうち下側の2個には根棒状の突起がある。 本州(紀伊半島)、四国南部、九州南部 暖地の林縁の湿った所 2006年6月11日 鹿児島県奄美大島 アップ 同 上 目的のランにはちょっと早いかもしれないが、この花はまず見られるだろうと、奄美花見行の撮影予定リストにあげていた。 予想通り林縁で本種の株は見つかったものの、肝心の花は蕾ばかりでひとつも開花していない。花期が早いのか、小雨という天候のせいなのか、いずれにしてもガッカリだ。 思い直して、日当たりのいい場所ならとあちこち探すと、わずか数株だけ咲いているのを見つけた。思ったより草丈も花もずっと小さく控え目だった。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
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