スズカケソウ(鈴懸草)Veronicastrum villosulum |
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ゴマノハグサ科 クガイソウ属 草丈1〜1.5mの多年草。 茎は斜上し、葉とともにビロード状の毛が生える。 葉は互生し、卵形で長さ7〜11cm、幅4〜6cm。先は長く尖り、基部は円形、縁には三角状の尖った鋸歯がある。 花は葉腋に球状の花序をつけて密に花をつき、花冠は濃紫色で長さ約7mm。雄蕊2本は花の外に飛び出る。 果実(刮ハ)は卵円形で、長さ約2.5mm。 本州(岐阜県)、四国(徳島県) 竹林下 1995年7月18日 徳島県 下 同 上 拡大写真あり(上の写真をクリック) 当初、岐阜県の民家の近くだけに知られ、逸出も疑われていた。その後、徳島県でも発見され、一応自生種ということになっている。 しかし、徳島県の自生地も全く人の臭いのしない場所かといえばそうでもなく、ここも逸出かもしれない。 そのことはともかく、葉の付根ごとに濃紫色の花をつける姿は美しく、やや色の薄い花が多いこの花の仲間では際立っている。 この仲間は、茎の先端が垂れ下がって地面に接地し、そこから新苗を出す。 同じ科の仲間の花 |