タカネママコナ(高嶺飯子菜)Melampyrum laxum var. arcuatum |
|
草丈10〜20cmの半寄生の1年草。 葉は対生し、卵形または長楕円状披針形で長さ1〜3cm。 花は葉腋に1花ずつつけ、花冠は黄白色から白色、下唇にある斑紋は黄色である。苞は歯牙がない。 本州(中部) 深山の林縁や礫地 2004年9月2日 群馬県藤岡市 アップ 1995年9月23日 群馬県妙義山 私の花見行は、盛夏の頃は高山植物を求めて高い山に登ることが多く、晩夏から秋にかけては深山や中低山が多い。 この花も、関東や中部の一部の山に限って見られ、生育地では群生していることも多い。小さな花ながら、まとまるとなかなか見応えがある。 ママコナの花は赤紫色系が多いなかで、唯一この花だけが黄白色であるので間違えることはない。 同じ科の仲間の花 |