トウテイラン(洞庭藍)

Pseudolysimachion ornatum


トウテイラン

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈50〜60cmの多年草。
     茎や葉は白い綿毛に覆われ、全体に緑白色に見える。葉は対生し披針形で、縁には低くて鈍い鋸歯がある。
     花は茎の先に穂状の花序を出し、青紫色の花を密につける。

  • 分布・生育地

  •  本州(京都、兵庫、鳥取の日本海側)、隠岐島
     海岸

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1987年8月30日 京都府熊野郡

  • 撮影記

  •  全体に綿毛があることから青白っぽく見え、花だけでなく葉も美しい。
     和名の由来は、花の色が中国の景勝地として名高い洞庭湖の水の色のように美しいうことからつけられている。
     京都から鳥取にかけての日本海側の海岸に見られ、特に隠岐島の群落は有名である。

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