ツタバウンラン(蔦葉海蘭)

Cymbaralia muralis


ツタバウンラン

  • 科名・属名

  •  ゴマノハグサ科 ツタバウンラン属

  • 特徴

  •  つる性で10〜40cmの1年草。帰化。
     茎は糸状で地上を這い、節から不定根を出す。
     葉は互生し、円形〜扁円形で長い柄があり、掌状に5〜7浅裂する。
     花は葉腋から長い柄を出し1個つく。花冠は唇形で長さ7〜9mm、白色〜淡青色で暗紫色の筋がある。

  • 分布・生育地

  •  帰化(地中海原産)
     石垣やコンクリートの隙間

  • 花期
  • : 4〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年10月1日 神奈川県小田原市

  • 撮影記

  •  地中海原産の帰化植物で、春先から秋まで逸出した個体が、石垣などで可愛い花を咲かせている。
     最近は帰化や逸出も一応撮影することとしているが、逸出帰化は微妙だ。栽培との線引きが難しい。
     この花も住宅地の古い石垣の上にあり、近くに植栽がなかったので逸出の範疇に入れた。

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