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- 科名・属名 : ハイノキ科 ハイノキ属
- 特徴 :
高さ2〜8mの落葉低木。
幹は直径5〜10cm、樹皮は褐色〜灰褐色で、縦に薄く剥がれる。
葉は長楕円形で、長さ3〜10cm、幅2〜4cm。先は短く急に尖り、基部はくさび形、縁には低い微鋸歯があり、両面無毛。葉柄は長さ5〜10mm。
花は枝先に円錐花序となって多数つき、花冠は白色で径約8mm、5深裂して平開する。
果実(核果)は卵球形で長さ6〜7mm、黒熟する。
- 分布・生育地 :
本州(東海、近畿地方) (国外:日本固有) 山間の湿地
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2016年5月19日 愛知県豊橋市 中上・全体2 2014年5月18日 愛知県田原市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花、右下・葉 同 上 左下・果実 2017年9月25日 愛知県岡崎市
- 撮影記 :
愛知県渥美半島にツツジ科の花の撮影に出かけた。
山麓にいた地元の方に聞いて見たが誰も知らない。よくあることだが、もっと地元の自然に関心を持ってもらいたいものだといつも思う。
それでも山中を歩いて何とか見つけ、時間も早かったので、湿地があることを思い出して向かう。
春先には目立つ花が咲くので人出も多いようだが、この時期は誰もいない。
そんな湿原の中に、サワフタギに似たこの花が咲き始めていた。
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