フウセンアサガオ(風船朝顔)

Operculina turpethum


フウセンアサガオ1

  • 科名・属名

  •  ヒルガオ科 フウセンアサガオ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。
     茎は5m以上に伸び、紫色を帯び4稜で翼がある。
     葉は卵形で長さ5〜15cm、全縁で先は尖る。
     花は花柄の先に散房状に少数つく。花冠は鐘形で白色、長さ幅とも4cm程度。
     花後、萼片が肥大して刮ハを包み込んで肉質となり、紫色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  沖縄  林縁

  • 花期
  • : 10月〜5月?

  • 撮影月日・場所

  •  2004年12月12日 沖縄県西表島
     下 2004年4月10日 同上

  • 撮影記

  •  花だけ見ると何が風船かと思われるが、花後、萼が刮ハを包み込み、風船状になることから和名がつけられている。写真でも左上に紫色を帯びた果実が見られる。
     西表島の道路際に群生していたが、そこは風の通り道で花も静止するときがなく、なかなかいい写真が撮れなかった。
     南の島では公共交通の便が悪く、移動の足はレンタカー・レンタバイク等となるが、車で走っているだけではお目にかかれる植物も限られる。メイン道路の際でも色々な花が咲いているのだから歩くことも必要だ。

    同じ科の仲間の花
フウセンアサガオ2