グンバイヒルガオ(軍配昼顔)

Ipomoea pes-caprae


グンバイヒルガオ1

  • 科名・属名 : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴 :
     つる性の多年草。
     葉は互生し、腎心形で長さ3〜8cm、幅4〜10cm。質は厚く先端はへこみ、左右から二つ折りになる。
     花は葉腋から長い花柄を出し、1〜3個の花をつける。花冠は直径4〜6cmの漏斗形で紅紫色。
     果実(刮ハ)は扁球形で径約2cm。種子には黄褐色の毛が密生する。

  • 分布・生育地 :
     四国〜沖縄 (国外:世界の亜熱帯〜熱帯) 海岸の砂地

  • 花期 :   5〜8月(沖縄では冬でも花が見られる)

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2005年11月4日  沖縄県石垣島
     中上・全体2 2005年11月4日  沖縄県石垣島
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2003年12月13日  沖縄県西表島
     左下・果実 2017年11月7日  沖縄県名護市
     下右・葉 2019年5月11日  沖縄県西表島

  • 撮影記 :
     海岸の砂浜に軍配のような厚い葉を広げ、いかにも夏の花といった感じである。
     九州から南の海岸ではよく目にする花で、白い砂浜、エメラルドグリーンの海、真っ青な空をバックに、南国を感じさせる写真を撮りたいものだと考えていた。
     しかし、なかなかそのようないい条件の場面に出会えず、2005年秋、やっとそれらしい光景に出会えた。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
グンバイヒルガオ2

花

果実