ヒメノアサガオ(姫野朝顔)

Ipomoea obscura


ヒメノアサガオ1

  • 科名・属名
  • : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴

  •  つる性の多年草。自生および帰化。
     茎はやや有毛で長さ1〜2mになる。
     葉は互生し、広卵形〜心形でやや毛があり、先は鋭い。
     花は直径約2cm、花冠は淡黄白色で、花筒底部には暗紫色の帯がある。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(南大東島、宮古島)および帰化
     林縁や草地

  • 花期
  • : 11〜5月?

  • 撮影月日・場所

  •  2005年4月23日 沖縄県与那国島
     中 2006年12月3日 沖縄県南大東島
     下 2005年4月23日 沖縄県与那国島

  • 撮影記

  •   「さあ、撮影だ」と旅館を出たすぐの道路脇にクリーム色のアサガオが咲いていた。
     ファインダーを覗き込むと淡いクリーム色の地に少し濃い目の筋が入り、何ともいえない気品がある。確か「ヒメノアサガオ」だったと思ったが、現物を初めて見ると確信が持てなかった。
     夕方、もう一度と立ち寄って見ると、アサガオの仲間らしくすっかり萎んでいた。
     沖縄県のレッドデータブックをみると、本種は宮古島や南大東島で自生となっているが、帰化の場合が多く、与那国島の場合も帰化なのだろうか?

      2006年、大東島で本種を撮影した(中の写真)。上記の本に従えばこの花は自生ということになるのだが。

    同じ科の仲間の花
ヒメノアサガオ2

花アップ