ヒメノアサガオ(姫野朝顔)Ipomoea obscura |
|
つる性の多年草。自生および帰化。 茎はやや有毛で長さ1〜2mになる。 葉は互生し、広卵形〜心形でやや毛があり、先は鋭い。 花は直径約2cm、花冠は淡黄白色で、花筒底部には暗紫色の帯がある。 沖縄(南大東島、宮古島)および帰化 林縁や草地 2005年4月23日 沖縄県与那国島 中 2006年12月3日 沖縄県南大東島 下 2005年4月23日 沖縄県与那国島 「さあ、撮影だ」と旅館を出たすぐの道路脇にクリーム色のアサガオが咲いていた。 ファインダーを覗き込むと淡いクリーム色の地に少し濃い目の筋が入り、何ともいえない気品がある。確か「ヒメノアサガオ」だったと思ったが、現物を初めて見ると確信が持てなかった。 夕方、もう一度と立ち寄って見ると、アサガオの仲間らしくすっかり萎んでいた。 沖縄県のレッドデータブックをみると、本種は宮古島や南大東島で自生となっているが、帰化の場合が多く、与那国島の場合も帰化なのだろうか? 2006年、大東島で本種を撮影した(中の写真)。上記の本に従えばこの花は自生ということになるのだが。 同じ科の仲間の花 |
|