モミジヒルガオ(紅葉昼顔)

Ipomoea cairica


モミジヒルガオ

  • 科名・属名 : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴 :
     つる性の多年草。帰化。
     茎は細くて無毛、よく分枝し、多少木化する。
     葉は広卵形、長さ、幅とも2〜7cm。基部まで5〜(7)裂し、裂片は楕円状披針形〜広卵形、先は鋭く基部は狭くなる。
     花は1〜数個が集散状につき、直径5〜6.5cm。紅紫色で筒部内部は濃色。
     果実は球形、径約1cm、種子には絹毛がある。
     別名 タイワンアサガオ

  • 分布・生育地 :
     帰化(熱帯アジア、北アフリカ原産)(九州(南部)〜沖縄に帰化) (国外:東南アジアにも帰化)
     林縁、荒地、道端

  • 花期 :  ほぼ1年中

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2004年3月5日  沖縄県沖縄島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2006年9月4日  鹿児島県屋久島
     下・葉 2018年11月2日  沖縄県西表島

  • 撮影記 :
     名前の通り葉が紅葉のように5〜7に深裂していて、一見して本種とわかる。
     北アフリカ原産と推定されているが、アフリカや東南アジアには繁茂しているようだ。
     沖縄にも広く帰化していて、特に沖縄島では道路を走っていると赤紫色のこの花をよく目にする。
     図鑑では奄美大島以南に帰化とあるが、中の写真は屋久島での撮影で、温暖化のせいか最近はどんどん生育地が北上しているようだ。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉