オオバケアサガオ(大葉毛朝顔)

Lepistemon binectariferum var. trichocarpum


オオバケアサガオ1

  • 科名・属名 : ヒルガオ科 オオバケアサガオ属

  • 特徴 :
     つる性の多年草。
     茎は葉柄とともに開出する長毛が密に生える。
     葉は広卵形〜卵形で、長さ4〜15cm、幅4〜13cm。先はやや鋭頭、基部は深い心形、全縁またはやや3裂する。両面に長い軟毛がある。葉柄は長さ5〜10cm。
     花は葉腋に密集して3〜4cmの球形の集散花序となる。花序柄は長さ3〜10mm。花冠は壷形、淡黄色、長さ1〜1.5cm、先は浅く3裂する。外面には多少毛がある。萼は5深裂し、先は鋭く尖り、有毛。
     果実(刮ハ)は卵球形、長さ約5mm、やや毛がある。

  • 分布・生育地 :
     沖縄(石垣島、西表島、与那国島) (国外:台湾(蘭嶼)、フィリピン〜マレーシア(東部)
     林縁

  • 花期 :   2〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2005年4月24日  沖縄県与那国島
     中上・全体2 2014年3月24日    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花1    同  上
     左下・花2 2005年4月24日    同  上
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     与那国島撮影行では、特産種はもとより本種も八重山諸島だけの分布で、主目的の一つだった。
     事前の情報収集や現地での生育情報をもとに島内何ヶ所かを回ったが、花期にもかかわらずそれらしい花はなく、気分も沈みがちであった。
     最終日、飛行機の出発までのわずかな時間で特産種を撮り直しし、戻る途中大きな葉が目に付き車を止めた。
     葉に触ると毛が密生しているのがわかり、樹から垂れ下がった蔓を引っ張ると、葉の陰に淡黄色のアサガオの花が咲いていた。「やったやった」と最後の逆転ホームランに出発時間を気にしながら必死に写した。
     その後石垣島でも株を見たが、ここの花期は与那国島より1ヶ月ほど早いようだ。

  • 葉

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オオバケアサガオ2

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花2