ヨウサイ(よう菜)

Ipomoea aquatica


ヨウサイ1

  • 科名・属名
  • : ヒルガオ科 サツマイモ属

  • 特徴

  •  匍匐性の1年草。帰化。
     茎はやや肥厚して柔らかく、節から根を出す。
     葉は長楕円卵形で、長さ7〜14cm。長い柄がある。
     花は上向き、直径5cm程度で、1〜2個つく。花冠は狭い筒形で、白色または淡紅紫色。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(逸出帰化) 水湿地

  • 花期
  • : 6〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年11月7日 沖縄県西表島
     下 2004年10月2日 同上

  • 撮影記

  •  サツマイモの仲間で中国名をエンツァイといい、もともとは野菜として導入されたものが逸出帰化した。
     南西諸島では水路や水湿地で白い花を咲かせている場面によく出会う。
     先端部の若い茎や葉を食べるようで、せっかく野菜として持ち込まれたものなら現地の旅館や民宿の料理に出てきてもよさそうなものであるが、それらしき食材を目にしたことがない。

    同じ科の仲間の花
ヨウサイ2