ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)

Pyrola incarnata


ベニバナイチヤクソウ

  • 科名・属名

  •  イチヤクソウ科 イチヤクソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜25cmの多年草。
     葉は常緑で根際に2〜5個つき、円形または円状楕円形で、長さ3〜5cm、幅2〜3.5cm。3〜5cmの長い葉柄があり、縁には目立たない鋸歯がある。
     花は花茎の先に総状花序をつくり、8〜15個つく。花冠は桃色で、直径1.3dm程度。花茎はやや赤みを帯びる。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     亜高山帯の林下

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年6月13日 長野県松本市

  • 撮影記

  •  黄緑色の柔らかな日差しに照らされ、淡いピンク色の絨毯は心も穏やかにさせてくれる。
     6月頃、信州に撮影に出かけると、高原や山裾の林下でまとまって咲いていることが多い。
     イチヤクソウ属はの花は白いものが多いなかで、ピンクの花は貴重だ。

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