カラフトイチヤクソウ(樺太一薬草)

Pyrola faurieana


カラフトイチヤクソウ

  • 科名・属名

  •  イチヤクソウ科 イチヤクソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     葉は円形または広楕円形で根元に数枚まとまってつき、狭い翼のある柄がある。
     花は赤みを帯びた白色で、10〜20個つく。萼片は正三角形で先はとがる。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(北部)
     亜高山の草地や砂礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1992年7月11日 北海道知床硫黄岳

  • 撮影記

  •  礼文島でも知床でも夕張岳でも、他の植物がカーペットになった草地に生えていた。
     他のイチヤクソウ類に比べると、花が密についている。
     北海道には良く似たエゾイチヤクソウがあるが、この花は利尻岳にしかないので判別はしやすい。

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