イワウチワ(岩団扇)

Shortia uniflora var. kantoensis


イワウチワ

  • 科名・属名
  • : イワウメ科 イワウチワ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの常緑の多年草。
     葉は長さ幅とも2.5〜7cmでやや小さく、長さより幅が広く、質は厚く光沢がある。基部は心形で縁には波状の鋸歯がある。
     花は花茎の先に淡紅色の花を1個つける。花冠は径2.5〜3cm。5本の雄蕊の他に5本の仮雄蕊がある。
     花の白いものがあり。
     シロバナイワウチワという。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方)
     山地の日陰の林下や岩場

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年4月16日 埼玉県入間郡
     白花  同 上
     下は拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  関東地方にある、葉がやや小さく広円形で、長さより幅が広く基部が心形のものが、狭義のイワウチワと呼ばれているこの写真の花である。
     林下や岩場にあるが、日陰に生えているためシャッタースピードが遅くなり、少しの風でも撮影の苦労する。
     飯能市の奥にあるこの山の北東斜面には点々と咲いており、白花(下の写真)もあった。

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白花