アカバナエゾノコギリソウ(赤花蝦夷鋸草)Achillea alpina subsp. pulchra |
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草丈70〜90cmの多年草。 葉は中部のものの縁に細かい鋸歯があるか浅裂する。葉の基部には1〜2対の目立つ葉片がある。 頭花は散房状に多数つき、普通紅色であるが濃淡が著しく、径13mm程度。 北海道 海岸の草地 1990年7月8日 北海道小樽市 北海道には何種かのノコギリソウの仲間があるが、どれもよく似ていて、花の色も白から淡紅色まで幅があることから同定が難しい。 小樽の海岸で撮影したこの花、北海道の花の写真家の梅沢さんの「新北海道の花」(北海道大学出版会、2,940円)の記述を見て、本種に間違いないと確信した。 余談になるが、この本は北海道の花のほとんどが網羅されており、北海道の花を調べるには最高の図鑑だ。 同じ科の仲間の花 |