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 科名・属名 : キク科 センダングサ属
 特徴 :草丈1〜1.5mの1年草。帰化。
 茎はよく分枝し、4稜があり、紫褐色を帯び無毛。
 葉は対生し、下部のものは2回3出複葉、上部は3出複葉。小葉は卵状披針形で、長さ3〜13cm、先は尖り、長い柄がある。
 頭花は枝先に1個ずつつき、舌状花は黄色であるが、短くて目立たない。花の下に葉のような総苞外片が6〜12個あって目立つ。
 果実(痩果)はくさび形、長さ6〜7mm、熟すと開出し、中央のものはやや狭く、外のものはやや広く、先に2本の芒がある。
 分布・生育地 :帰化(北アメリカ原産) (国外:世界各地に広く帰化)
 荒地、溝、川原
 花期 :   9〜10月
 撮影月日・場所 :上・全体 2005年10月8日  東京都日野市
 (上は拡大写真あり、写真をクリック)
 中上・花 2017年10月5日  東京都八王子市
 中下・総苞    同  上
 左下・果実 2008年10月26日  東京都日野市
 右下・葉 2017年10月5日  東京都八王子市
 撮影記 :センダングサ属はよく似た感じの花が多く、同定に苦労させられるが、この花は花の下に葉のような総苞片が車状についているのですぐにわかる。
 地味な花の時期よりも、花後の種子が服にくっつくので、邪魔者としてその時初めて認識されることが多い。
 その種子は、先が2つに分れ、そこに逆向きの小さな刺が多数ついていて、これが服にくっつく仕掛けである。ルーペで覗いて見るとその面白さがよくわかるだろう。
  
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