アサギリソウ(朝霧草)

Artemisia schmidtiana


アサギリソウ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ヨモギ属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの多年草。
     茎は叢生し、銀白色の絹毛がある。
     茎葉は2回羽状に深裂し、裂片は細くて幅約1mm。両面に銀白色の絹毛を密生する。
     頭花は多数総状円錐形に多数つき、径約5mm。総苞にも密に絹毛が生える。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(北陸、東北地方)
     高山や北地の岩場

  • 花期
  • :  7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1990年9月8日  北海道札幌市
     中 1984年7月21日 北海道礼文島
     下・葉 2014年7月11日  北海道知床半島

  • 撮影記

  •  初めてこの花に出会ったのは礼文島で、海岸の岩場で白っぽく輝いていた。
     全体に銀白色の綿毛が生えていることから葉だけでも美しく、観葉植物としても知られている。
     ヨモギ属なので花は花茎を伸ばし多数つけるが、花のない時の方が葉は美しい

    同じ科の仲間の花
アサギリソウ2

葉