ベニニガナ(紅苦菜)

Emilia sagittata


ベニニガナ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ウスベニニガナ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの1年草。帰化。
     茎は基部で分岐し、全体に柔らかい。
     根出葉は長楕円形で、先は尖り鋸歯がある。茎葉は互生し、基部は茎を抱く。
     頭花は上部で多数分枝した茎の先に多数つき、橙赤色〜緋紅色で径約1.5cm。

  • 分布・生育地

  •  帰化(熱帯アメリカ原産)
     本州、四国、沖縄  荒地や路傍

  • 花期
  • : 2〜5月?(夏〜秋という解説もあり)

  • 撮影月日・場所

  •  2008年3月2日 沖縄県石垣島
     中 2006年3月21日 沖縄県西表島
     下 2008年3月2日 沖縄県石垣島

  • 撮影記

  •  帰化植物というのは、突然大発生してもすぐに消えてしまうものも多い。特に1年草となるとなおさらだ。
     この花も同時期毎年のように沖縄を訪れているにもかかわらず、1度しか出会ったことはなかった。
     ところが2008年、どういうわけかこの花が大発生していて、荒地や道路端など色々な場所でお目にかかった。
     自生の花には見られないこの橙赤色は、結構気にかかる色だ。

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ベニニガナ2

花アップ