ビッチュウアザミ(備中薊)Cirsium bitchuense |
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草丈1〜2mの多年草。 茎は太く上部でよく分枝し、密に細毛がある。 根出葉は花時には枯れ、茎葉は披針状楕円形で、羽状中裂するか鋸歯縁。しばしば鎌形となり、基部は僅かに茎を抱く。 頭花は細い枝先に直立または斜上して多数つき、花冠は紅紫色で長さ17〜18mm。総苞は筒状で幅6〜8mm、総苞片は煉瓦状に重なり、著しく粘る。 本州(兵庫県西部〜中国地方) 山地の林縁、川岸 2008年11月15日 島根県出雲市 下・花 同 上 11月半ば、野菊の撮影で島根県のある渓谷を訪れた。 紅葉を狙うカメラマンの群れを離れ、一人花の撮影に向かう。 目的の菊以外他の花は期待はできない。早々に戻る途中川岸に咲き残りのアザミを見つけた。 この地域ならではのアザミかもと撮影し、調べるとどうやら本種のようだ。 同じ科の仲間の花 |