フォーリーアザミ(ふぉーりー薊)Saussurea fauriei |
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草丈1〜2mの多年草。 茎は直立し、縮れた細毛が密に生え、葉から垂れた翼がある。 葉は卵形〜楕円状披心形で、長さ10〜20cm。先は尖り、縁には硬い鋸歯があり、基部は心形〜くさび形、裏面には白いくも毛が密生する。 頭花は密な複散房状になって多数つき、筒状花のみからなり、紅紫色で径約1cm。総苞は細い筒形で長さ10〜12mm、径約4mm。総苞片は5列、外片は卵形で先は円い。 北海道 海岸〜山地の日当たりのいい岩場 1992年8月8日 北海道知床半島 下・花 同 上 知床半島の海岸の岩場の上でトウヒレンの仲間が咲き始めていた。 この仲間の同定は難しく苦手としていたことや、咲き始めだったこともあり、わずかなカットしか撮影しなかった。 当初エゾトウヒレンとしていたが、総苞片のアップを見ると先が尖っていない。どうやらこの花のようだ。 以降、この花には出会う機会がなく、不満足のままアップする羽目になった。 同じ科の仲間の花 |