ノラゴボウ(野良牛蒡)

Arctium lappa


ノラゴボウ

  • 科名・属名
  • : キク科 ゴボウ属

  • 特徴

  •  草丈0.5〜1.5mの2年草。栽培逸出。
     茎は直立し、上部で分枝する。
     根出葉は心臓形で、長さ約50cm、幅約40cmと大形。縁には鋸歯があり、裏面は綿毛があって灰白色になる。茎葉は互生し、広卵形で長さ4〜5cm。
     頭花は葉腋につき、球形で径3〜4cm。筒状花は赤紫色で、総苞片は長く、先は鈎状。
     別名 ゴボウ

  • 分布・生育地

  •  栽培逸出(ヨーロッパ原産)  道端、荒地

  • 花期
  • :  5〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1991年9月8日  北海道札幌市
     下・花 2012年7月22日  千葉県いすみ市

  • 撮影記

  •  野菜として栽培されていたゴボウが逃げ出し荒地や道端で野生化したもので、逸出帰化としアップすることにしたが、掲載種の理念に適うのか?
     ゴボウが栽培されているからといってそう簡単に花を見ることはなく、北海道や千葉県の道端の荒地で見ただけである。
     ネットで検索すると北海道での花の写真が多く、北海道の風土がこの植物の開花に適しているのだろうか。

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花