ハルシャギク(はるしゃ菊)

Coreopsis tinctoria


ハルシャギク1


  • 科名・属名 : キク科 ハルシャギク属

  • 特徴 :
     草丈50〜120cmの一年草。逸出帰化。
     葉は対生、2回羽状複葉、最終裂片は線形〜線状披針形で、長さ5〜10cm。
     頭花は長い柄の先につき、径3〜5cm。舌状花は8個程度で、上半部が橙黄色で基部は紫褐色。筒状花は紫褐色で冠毛はない。
     別名 ジャノメギク

  • 分布・生育地 :
     逸出帰化(北アメリカ西部原産)(全国的に帰化) (国外:世界に広く帰化)
     河川敷、道端、空地

  • 花期 :   5〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2012年10月30日  東京都府中市
     中上・全体2 2023年9月5日  静岡県静岡市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花    同  上
     左下・総苞 2023年9月5日  静岡県静岡市
     右下・葉 2020年8月31日  神奈川県川崎市

  • 撮影記 :
     多摩川には中流域より上流には河川敷が多く、数多くの帰化植物が見られる。
     どこでも河川敷に帰化植物は多いが、多摩川では園芸植物の逸出種が多いような気がする。
     この花も明治時代の初めに園芸種として持ち込まれたものである。
     多摩川でも少々の増水では水に浸からないような河川敷に群生していた。

  • 葉

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ハルシャギク2

花1

総苞