ホッコクアザミ(北国薊)Cirsium matsumurae var. dubium |
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草丈1.5〜2mの多年草。 根出葉は花時には枯れ、茎葉は長さ約30cm。あまり切れ込まず、基部は耳状に茎を抱く。 頭花は枝先に少数点頭して咲く。総苞は鐘形で、長さ、幅とも約1cm、紫色を帯びる。総苞片は6列で、小さく反り返る。 ハクサンアザミの低地型とされ、総苞が小さく、頭花の柄が短い、総苞片の反り返りが小さい等の違いがある。 本州(白山周辺、福井〜滋賀県東北部) 山地 2011年10月11日 滋賀県長浜市 下・花 同 上 アザミ類は同定が難しく敬遠していたため、チェックっすると未撮影種が多いのにびっくりした。 地域限定種も多く、関東周辺では見られないアザミをと、「滋賀県植物誌」を参考に滋賀県東北部に撮影に出かけた。 秋口、湖東地域の山は熊が出没するらしい。平日で登山客もいないので、久し振りに鈴を鳴らしながら沢沿いの道を進む。 同じ科の仲間の花 |