ホクロクトウヒレン(北麓塔飛廉)Saussurea nipponica subsp. nipponica var. hokurokuensis |
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草丈50〜100cmの多年草。 茎の下部は葉腋ごとにジグザグに曲がって広い翼があり、上部は直立する。 根出葉は花時まで残り、下部の葉は広卵円形で長さ15〜20cmと大きい。先はやや尖り、基部はくさび形で縁には粗い鋸歯があり、葉柄には翼があり沿下して茎の翼に繋がる。上部の葉は小さい。 頭花は円錐花序となって多数つき、淡紅紫色で径約1.5cm。総苞片は鋭尖頭で開出し、クモ毛がある。 本州(北陸地方) 山地林下 2014年9月23日 新潟県新潟市 中、以下全て 同 上 トウヒレンの仲間は地域ごとに変化が多く、研究が進むにつれ新しい種が次々に発表されている。 この種はオオダイトウヒレンの変種で、頭花が多数つくことや総苞片の先が鋭尖頭という特徴とされている。 新潟県のある山、その登山道沿いに多くの株が見られ、花期もほぼ盛期だった。 しかし、群生地を抜けると全く花は見られず、通りがかりの登山客からは、その他の登山ルートではほとんど見られないと教えられた。 同じ科の仲間の花 |
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