ホソバニガナ(細葉苦菜)Ixeris makinoana |
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草丈15〜65cmの多年草。 茎は直立し、枝を分ける。 根出葉は線状披針形で、長さ5〜12cm、幅0.3〜0.8cm。茎葉は普通3個で線状披針形、茎を抱かない。 頭花は散状につき、小さくて小花は6個。冠毛は汚白色。 本州(関東地方以西)〜九州 池、湿地 2008年5月18日 栃木県真岡市 中・花、下・葉 同 上 教えられた池はすぐに見つかったが、きれいに草刈されている。それも今朝刈ったばかりのようだ。刈られた草の中に萎れていない花をつけたニガナがある。葉を見ると茎を抱いていない。 「マズイ、全滅かも」と刈残しはないかと池の周りを必死で探す。池の中に作られた島の縁に数株刈残しが見つかった。花も咲いていてひとまずホッとする。見た目何の変哲もないニガナであるが、湿地に生える希少種で分布が限られている花なのだ。 田の畦や堤防などに生える花には時々こういうことがある。貴重な花だといえばすぐに囲ったりして逆に目立ちすぎる。かといって知らなければ今日のような目に遭うことも多い。保護と一口に言ってもなかなか難しい。 同じ科の仲間の花 |
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