ホソエノアザミ(細柄野薊)

Cirsium tenuipedunculatum


ホソエノアザミ

  • 科名・属名
  • : キク科 アザミ属

  • 特徴

  •  草丈約1mの多年草。
     根出葉は花時には枯れ、茎葉は長楕円状披針形で長さ20〜40cm、羽状中裂し裂片は必ず開出する。
     頭花は細い柄の先に総状につく。総苞は筒状で狭くて長く、長さ15〜18mm。総苞片は鋭く反り返り、粘らない。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方西部〜中部地方東部)
     山地の林内、林縁

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月14日 群馬県藤岡市
     下・花 1997年8月22日 長野県南佐久郡

  • 撮影記

  •  狭い筒形の花は、細い柄の先につくことから、この和名がつけられている。
     葉が羽状に裂けるのは多くのアザミに共通しているが、この花の裂片は必ず開出するという点が他のアザミと異なる。
     分布は狭いが、関東地方西部ではそれなりに花を見かける。

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花