フシザキソウ(節咲草)

Synedrella nodiflora


フシザキソウ

  • 科名・属名
  • : キク科 フシザキソウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの1年草。帰化。
     茎は直立し、分枝する。
     葉は対生し、卵状披針形〜卵状楕円形で、長さ7〜13cm。先は鋭頭で、表面はざらつき、葉柄がある。
     頭花は茎頂および葉腋につき、黄色で径1cmと小さい。総苞は卵円形〜長楕円形で、総苞片は1〜2列。

  • 分布・生育地

  •  帰化(南米原産)  道端、林縁

  • 花期
  • : 10〜3月(1年中?)

  • 撮影月日・場所

  •  2004年12月11日 沖縄県西表島
     下・花 2005年11月7日   同 上

  • 撮影記

  •  葉腋ごとに小さな黄色の花がつき、その様子をフシザキ(節咲)と和名をつけられているが、お世辞にも美しとは言えないパッとしない花だ。
     初めて沖縄を訪れると、真冬でも道端に咲く白い花のアワユキセンダングサの仲間が目に付き、それだけでも本州と違うという感じにさせられる。
     初めは感動するものの、そんな光景ばかり続くとすぐに慣れ気にも留めなくなる。隠れるように地味なこの花も咲いているので、つい見過ごしてしまうかもしれない。

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