カンチコウゾリナ(寒地髪剃菜)

Piecris hieracioides subsp. kamtschatica


カンチコウゾリナ

  • 科名・属名
  • : キク科 コウゾリナ属

  • 特徴

  •  草丈25〜50cmの2年草。
     全体に黒い剛毛が多くザラザラする。
     葉は互生し柄がなく、倒披針形〜細い楕円形で不規則な鋸歯がある。
     花は散房状の花序に、径約3cmの頭花をつける。総苞は黒っぽい。
     別名 タカネコウゾリナ

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州中部以北
     亜高山帯〜高山帯の砂礫地、草地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1981年7月19日 北海道夕張岳
     花 1983年7月18日 北海道礼文島

  • 撮影記

  •  本州中部では高山で見かけるが、北海道では高山だけでなく、礼文島などでは海岸近くの礫地などにも生えている。
     全体に黒っぽい剛毛が密生し、特に総苞が真黒く見え、花の黄色とのコントラストが鮮やかである。

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花アップ