カツラカワアザミ(葛川薊)Cirsium opacum |
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草丈1〜1.5mの多年草。 茎は直立し、上部で枝分かれする。 根出葉は花時にも枯れずロゼット状に多数つき、楕円形で長さ55〜60cm、幅20〜30cm。羽状に中裂し、裂片の先の刺は強い。葉の表面は短毛が多く光沢がない。 頭花は枝先に点頭し、径4〜5cmと大きい。総苞は扁球形で径3〜4cm、総苞片は線状披針形で上部は開出する。 本州(滋賀県西部) 川岸 2010年10月2日 滋賀県大津市 中・花、下・葉 同 上 滋賀県の西部に特産するこのアザミを見るため、早朝の新幹線で出かけた。 バスを降り記録のある谷を進むが、アザミの花は出てこない。いつの間にか谷の最奥部まで来てしまった。 道端をよく見ると、どの植物も枝先や葉がない。鹿に食われているようだ。鹿の食害は全国的でひどくなる一方だ。 早々にあきらめて別の場所を探すと、沢の中や川岸に多くの花を見つけた。 テリハアザミに似ているが葉は光沢がないのが特徴で、花の大きい美しいアザミだった。 同じ科の仲間の花 |
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