クサノオウバノギク(草の大葉野菊)Youngia chelidoniifolia |
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草丈15〜45cmの多年草。 茎葉は長さ3.5〜11cm、幅1〜5cm。羽状に深裂する。 花は茎頂や上部の葉腋の先に数個散房状につき、黄色の5弁花で径約1cm。総苞は狭い円柱形で長さ5.5〜7mm。冠毛は白い。 本州(関東、近畿地方)、四国 山地の林下の岩上 2003年9月15日 山梨県 下・花 同 上 この花、四国あたりでは比較的多いもののその他地域ではごく少なく、記録を頼りに関東の数少ない産地を探したものの、見つけることができずにいた。 山梨県で見たと花仲間から教わり、1週間後出かけてみると、花期は意外と短いようですっかり終わっていた。 翌年、時期を早めて再挑戦し、小さな黄色の花をやっと目にできた。残念ながら、花期は少し遅めで、満開というわけにはいかなかったが。 面白いことに、岩の大小にかかわらず岩の上だけに花が見られ、地上に咲いているものは全くない。湿度などの関係だろうか。 同じ科の仲間の花 |