マルバテイショウソウ(丸葉ていしょう草)

Ainaliaea fragrana var. ihtegrifolia


マルバテイショウソウ

  • 科名・属名
  • : キク科 モミジハグマ属

  • 特徴

  •  草丈45〜60cmの多年草。
     茎は直立し、褐色の毛が密に生える。
     葉は茎の中部より下に4〜5個が輪状につき、卵形で長さ6〜10cm。長い柄があり、先は円く基部は深い深形で、両面に褐色の毛が密にある。
     頭花は穂状について下向きに咲き、小花は3個、花冠は白色で径約1cm。総苞は筒状で長さ1.2〜1.7cm。

  • 分布・生育地

  •  四国、九州(南部)  山地の林下

  • 花期
  • : 11〜12月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年12月17日  宮崎県
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  この日は南国宮崎でも、雨でなくミゾレ模様の寒い日。この花に出会いに車を走らせた。
     現地も風が強く、首をすくめて歩かなければならないほどの寒さ。突然この花が目に入った。葉を見ると間違いない。
     辺りを見回すと、何株か花茎を上げ白い花を咲かせている。
     花付きが悪いと聞いていたので心配していたのだが、嬉しい拍子抜けだった。

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花アップ