メタカラコウ(雌宝香)

Ligularia stenocephala


メタカラコウ

  • 科名・属名
  • : キク科 メタカラコウ属

  • 特徴

  •  草丈60〜100cmの多年草。
     茎は無毛で、しばしば群生する。
     根出葉は三角状心形で、長さ約24cm、幅約20cm。茎葉は3個。
     頭花は多数、総状花序に密につき、黄色で舌状花は1〜3個、長さ2〜2.5cm。総苞は細い筒形で、長さ10〜12mm。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  山地の湿った草原

  • 花期
  • :  6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1993年8月7日  長野県八ケ岳山麓
     中・花 2014年9月12日  宮崎県西臼杵郡
     下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  オタカラコウに比べてやや小さく、優しい感じがするということで和名が付けられている。
     どちらも深山の湿り気のある草地や林縁に生えるが、本種の方が見ることは少ない。
     遠くから見ると長い総状花序が目立つが、近寄って見ると舌状花の数が1〜3個と少なく、一つ一つの花はあまり花らしくない。

    同じ科の仲間の花
花

葉